20日、島根県内で新型コロナの感染が急拡大していることから、丸山知事あてに緊急要望を尾村利成県議団長、橘ふみ松江市議とともに申し入れました。コロナ関連の県当局への申し入れはこれで9度目。
県内では今月(7月)1日以降、連日300人を超える新規感染者が発表され、1000人を超える日もあり、この日の発表は過去最多の1608人に上りました。
全国的にもオミクロン株「BA.5」が猛威を振るっていますが、最近は人口当たりの感染者数で常に上位となっています。
申し入れでは、基本的な感染対策の徹底とわかりやすく丁寧な説明、今後の医療ひっ迫に備えた臨時医療施設の設置に向けた準備、自宅療養者への支援や相談窓口の周知などを求めたほか、学校内の感染対策の再点検等を求めました。
応対した健康福祉部次長からは、「医療が限界を超えないように対応していきたい。高齢者施設など、リスクの高いところでは、引き続き積極的な調査を行っている。今後どんなことをやるかは検討中」、総務課からは「33人を任期付き職員として採用し、体制の強化を図っている」などと回答がありました。
県内でも感染の急拡大が懸念されてます。基本的な感染対策の徹底はもとより、医療、福祉、経営・労働者支援など、最大限の対応を引き続き求めていきます。