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「島根原発2号機の知事の再稼働判断」「男女の賃金格差の是正」をテーマに質問に立ちました

6月8日、県議会定例会本会議の一問一答質問で、「島根原発2号機の知事の再稼働判断」「男女の賃金格差の是正」をテーマに質問に立ちました。

 

「島根原発2号機の再稼働判断」では、「2023年度以降といわれ、一定の期間が残されている。これから全県民的議論が始まるともいえる。拙速な判断であり容認できない」「周辺市での住民投票条例案はすべて否決され、県民の総意が反映されたものとは言えない」と強調し、再稼働容認の判断の撤回を求めました。

 

「男女の賃金格差の是正」では、地方における男女の賃金格差が女性の社会減の理由の一つと指摘。「地方の再生」「島根創生の実現」のためにも是正が急がれると強調しました。

 

男女の賃金格差の原因は女性の管理職比率が低いことや勤続年数が男性より短いことなどに加え、ケア労働者の低賃金、非正規雇用の拡大と正規と非正規との賃金格差にあると指摘。特に、県が立地の際に補助金を交付している誘致企業の社会的責任に鑑み、県として男女の賃金格差の是正に率先して取り組むよう求めました。

 

丸山達也知事は「(賃金格差の是正は)女性の社会流出を防ぐことにつながる」との認識を示し、田中麻里商工労働部長は、女性の活躍推進に向けて積極的に取り組む「しまね女性の活躍応援企業」に登録している誘致企業の割合は5・8%(257社中15社)と説明し、「登録が増えるよう、企業フォローアップの機会に働きかける」とし、誘致企業への働きかけについては「関係機関と連携して取り組みを進めていく」と答えました。

 

質問の様子は、県議会のホームページからご覧になれます。

https://shimane-pref.stream.jfit.co.jp/