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エネルギー政策の転換等を求める意見書提案へー原発・新エネ特別委ー

30日、午後3時半より開催された「原子力発電・新エネルギー調査特別委員会」で、市当局より島根原発の対応について説明を求めるとともに、「原子力発電に係る抜本的な計画等の見直しを求める意見書(案)」を本会議に提案することを議論しました。

 

宮本議長より示された意見書(案)は、EPZの拡大、原発安全基準の抜本的見直し、防災計画の見直し、原発依存のエネルギー基本計画の再検討の4項目を政府関係機関に求めるもの。

 

私は、これらに加えて、エネルギー政策を転換し将来的に原発ゼロをめざすこと、推進機関から独立した規制機関を設けること等を盛り込むように要求しましたが、「今回は、とにかく皆で一致できるところで早急に意見書を出したい。提案があったことについては今後議論する」とのことで、私の要求は通りませんでした。

 

意見書(案)は、明日の議会運営委員会での議論を経て、4日の定例会最終日の本会議に提案され採決されることになります。また、委員会の今後の活動として、島根原発1〜3号機の立ち入り調査、漁業、農業関係者との意見交換、専門家を招いた勉強会などを行うことを提案しました。

 

(写真・議会事務局提供)