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吉井英勝衆院議員を講師に迎え「原発問題を考える集い」

22日、松江市の総合福祉センターで行われた「原発問題を考える集い」に参加してきました。この日の講師は、日本共産党の吉井英勝衆院議員(比例近畿ブロック)、尾村としなり島根県議。380人の参加者で会場はあふれました。

 

吉井氏は福島第一原発の事故について「想定外ではなく、安全対策を怠り、事故後への対応を誤った二重の人災だ」と指摘。東京電力に海水の投入を命じるなど、政府が法律上の権限を行使せず事態を悪化させたことを明らかにしました。

 

また、「地域独占と総括原価方式で守られた電力会社、原発メーカー、ゼネコン、鉄鋼会社などの素材メーカー、資金を融資する大銀行など『原発利益共同体』の利益構造を守るのかが問われる」と訴えました。

 

尾村としなり県議は、島根原発2号機でのプルサーマル計画の推進、点検漏れ隠しなど、中国電力の体質を批判するとともに、この間、「安全神話」にひたり、中国電力言いなりの県の姿勢を告発しました。

 

(写真、講演する吉井英勝衆院議員)